必ずクリニックで

2006年から2011年の5年間で国民生活センターへ、アートメイク関連で寄せられた苦情が100件を越えた事を受けて、行政ではアートメイクは医療行為であると認定して、全国で一斉に取り締まりを強化しました。その結果違法行為で摘発を受けるサロンや施設が未だに後をたちません。その苦情の内容を見ると施術を受けたアイラインの上のまぶたが赤く晴れ上がり、目が曇っているといったものから始まって、深刻な感染症や皮膚炎を発症した例がほとんどです。

実態を見ると、大変不衛生な状況下で施術を行っていたケースや、医療知識のないものが見よう見まねで行っていたという、大変ずさんな実態が浮き彫りとなりました。アートメイクはリスクの高い施術である事と麻酔を使う関係上妊婦やアレルギー体質の人には推奨されません。FDA認可薬剤は医療資格を保有する者のみに提供されますから、サロンで使用している阻色素素材は偽物であり入手先の怪しいものがほとんどですから、アートメイクは必ずクリニックで受けましょう

アートメイクは医師の管理下で行われる医療行為です。

クリニックのすべてがアートメイクを扱っているわけではありませんから、利用できる施設はかなり限定されてしまうのですが色素素材にFDA認可薬剤を使用している事と実績のある信頼できるクリニックがおすすめです。


タトゥーとの違い

正直に言いますとタトゥーとどこが違うかと問われれば、色素を埋め込む範囲がごく浅い層になるという点ですが、施術は局部麻酔をかけて医療技術者が行いますから、ゴムでぺちんとたたかれた程度の痛みですみます。しかしながら痛みを受ける感覚は個人差がありますから、それでも痛いと感じる人は少なからずいます。

入れ墨はいちど入れると皮膚を剥がさない限り半永久的にとれませんが、アートメイクは2~3年で薄くなっていきますし、強制的に色素を除去したいなら、同じクリニックでレーザー照射や場所によってはコンシーラーを使って落とす事ができます。デザインは時代的な流れもありますから、最初のカウンセリングでしっかり担当者と相談しながら納得のできる形を決めていきます。

リスクとメリットも丁寧に説明を受けますからそこでアートメイクをやめても良いのです。施術がおすすめなのは眉、アイライン、脣です。いずれの箇所も多くの女性がうまく描けずに苦労しているところであり、顔のうちで最も目につく場所でもあります。描き方次第では雰囲気もがらりと変わりますし、場合によっては人間性まで評価されてしまいがちですから、神経を使います。

ただし流行もありますから途中で簡単に消す事ができないのは入れ墨と一緒ですから、デザインを変えたい時に備えてうっすらと色を入れていくクリニックが大半です。


アートメイクって何?

近頃若い女性の間で話題になっているアートメイクは、いったいどのようなメイクなのか言葉だけ聞いてもよくわからないという人に、簡単に説明します。汗をかいても水に濡れてもけして落ちないメイク施術の事です。夜も落とす手間がいりませんしすっぴんに自信を持てずにいた女性たちにとっては画期的な方法です。本場韓国で生まれ今では完全に定着した感じですが、日本にわたってきてからはまだ10年程度歴史が浅いですから、まだまだこれからの施術となります。

しくみはどうかと言いますと、製品評価管理に関しては世界的権威を持つFDA認可薬剤を素材にした色素を、ニードル針で皮膚層のごく浅い部分に埋め込んでいく施術です。一般的な入れ墨とどこが違うのかと言いますとごく浅い部分に埋め込んでいく点と、化粧品部門で最高峰と評価された色素を利用している点です。薄く埋め込んでいくだけですから、数年で薄くなります。さすがに消えるところまではいかないのですが、今まで朝の超多忙な時間に化粧に時間をとられていた分を大幅に短縮できる事が、特に多くの女性たちに受け入れられていったゆえんです。

かつては一般的なサロンでも安価に施術を受ける事ができたのですが、リスクが大変高い施術ですから施術した周辺が腫れて治らないなど苦情があいついだ事を受けて、医療行為であるとの認識が行政から打ち出された事をきっかけに、医療資格を持つ医療機関でのみ施術可能という事になりました。万が一という時でもクリニックならすぐに処置してもらえるから安心ですし、失敗もほとんどないのが実際のところです。